つるちゃんからの手紙 10月号 (平成30年10月号)
9月12日(水)は、大阪で活躍している歯科衛生士さんを当院にお招きし、院内セミナーを開催しました。辻沙耶加さんといいます。辻さんは日本一ホワイトニングの技術に長けている歯科衛生士さんだと思います。歯科業界ではとても有名です。ホワイトニングというのは、歯の白さを追求する審美歯科治療です。いろいろな方法があり、私も15年以上前から取り組んでいます。歯科治療は日進月歩。とにかく進むのが早いので、辻さんに特別にお願いして私の医院まで来ていただいたという訳なのです。ホワイトニングは一般的な歯科治療と違って、削ったりつめたり、抜いたりしませんので、歯が白くなっていくと、みなさんどんどん笑顔になっていきます。美しい白い歯で、笑顔で過ごすことの素晴らしさをホワイトニングで手に入れることができるからです。
矯正歯科治療もそうです。歯並びを治すためには時間がかかります。場合によっては口の中に矯正ワイヤーを装着し、痛みを伴うこともあります。また、スペースを確保するために歯を抜かないといけないことだってあります。しかし、どうにもならないと思っていた歯並びがキレイになっていくとともに、その人に明るさが戻ってきます。来院を重ねるたびに笑顔になっていく様子を見ていると私はとてもうれしくなります。
私の専門はインプラント治療です。総入れ歯になったしまった人をインプラントで治すこともあります。歯茎を支える骨がある人なら総入れ歯も安定しますが、不幸にも歯茎を支える骨がほとんどない人に総入れ歯はとてもつらいものです。痛い、かめない、安定しないのでうまく話せない。そこでインプラントを用いるのです。十分な診断を行い、インプラントを2~4本顎骨に埋入します。そこにアタッチメントというものをつけて総入れ歯を安定させるのです。総入れ歯が安定しないほどの細く、ボリュームがない部位にインプラントを入れるというのは簡単ではありません。それ相応のトレーニングと経験が必要となります。たとえそれが難しい治療であったとしても、総入れ歯がインプラントによってピタリと安定すると、暗い表情だったその人に笑顔が戻ってきます。「あれ、こんなに話をする人だったかな?」と思うほど来院されるたびにスタッフと会話を楽しんでおられます。
私たちの仕事のやりがいというのはまさしくこういうことだなあと、最近はよく思います。人に喜んでもらうことが。
話は戻りますが、スタッフ全員で辻さんの話を聴いて勉強会を行いましたが、「より学びたい」と思ったスタッフが多かったので、辻さんにお願いして、12月にはより詳しく踏み込んだ2日間のアドバンスコースを当院で行っていただくことになりました。学びに終わりはありません。終生学び続けることが大事だと私は思っています。
以下、辻さんのFB(フェイスブック)に書いていただいたことがとてもうれしかったので、転載いたします。
念願叶って鶴田歯科さんへ♩長崎の鶴田歯科さんにて、歯科衛生士としてのやりがいとホワイトニングについて講演させていただきました。鶴田先生との出会いは、13年前、歯科衛生士1年生の頃、ある勉強会で講演をお聞きして大変感動したことを鮮明に覚えています。
今回は、「スタッフみんなに本物に触れてほしい」そんな思いでご用命いただけたことに
心から感謝です。スタッフさんは創業から15年変わらずいらっしゃる方が数名、鶴田歯科が大好きで愛してやまない方ばかり。患者さまはアポイントを心待ちにされているように、皆さんニコニコ〜♩上質な空間にも魅了されました。幸福を追求する経営をされている鶴田先生から学ぶことばかりでした。昨日の講演後、今日から鶴田歯科さんではホワイトニング改革が始まっているとのこと。勤務医の先生も即ボーテにアポイントを入れられ、学ぶエネルギー満タン。すごいですね、たくさん良いパワーいただきました。あたたかいおもてなしにも感謝です、ありがとうございました。