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みなさん、こんにちは。森山東小学校歯科校医の鶴田博文です。5月23日に学校集団検診のため児童のみなさんにお会いすることができました。みなさんにすこしでもお口の健康に関心を持っていただきたいと思い寄稿させていただく機会を頂きました。よろしくお願いいたします。
今回のテーマは『なぜ歯磨きをするの?』です。
『歯を磨く』こんな当たり前の行為に対しあらためて『なぜ?』と聞かれたらみなさんはどう答えますか?『歯磨き』のことを私たちは『ブラッシング』と呼んでいます。ブラッシングとは歯に付着した歯垢(しこう=プラーク)を歯ブラシを用いて取り除く行為です。
では『プラーク』ってなに?食べかす?そう思うかもしれませんが、実は口の中であらたに作られるものなのです。口の中の常在菌であるミュータンス菌が糖分を分解し粘着性のある水に溶けない物質を作るのです。
虫歯は、プラークの中の酸を作る菌が歯を溶かすことででき、歯周病は歯周病菌が毒素を出して、歯茎を腫らしたり、歯を支える骨を溶かすのです。プラークを長時間歯に付着させたままにしておくと唾液中のカルシウムが沈着し、『歯石』となりこれも歯肉炎や歯周病の原因となるのです。
歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目をそっとようじでなぞってみてください。白いものが付いてきます。これが諸悪の根源『プラーク』です。水に溶けないのでうがいしても取れません。プラークは軟らかくお風呂やながしの『ヌメリ』のようなものです。
これをとるのには特別強い力は必要ではなく歯ブラシを鉛筆のように持ち、毛先を歯と歯グキの境目にあて小さくコチョコチョと動かします。一本の歯に10回から20回のコチョコチョを繰り返します。つまり丁寧に時間をかけることがポイントです。磨けたとおもって舌で歯を触ってみてください。ざらざらしていたり、ヌルヌルしていたらやり直しです。
さあ、今日からがんばってブラッシングを習慣つけて下さい。ブラッシングはお口の健康を守るはじめの一歩なのです。
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