
あなたは、歯医者さんに行くのは好きですか?
私は、幼少のころから歯医者さんに行くことは、とてもとても怖かったのです。いまでも健康診断の採血の注射ひとつ怖いのです。どうしてか分からないけど、怖いものはやっぱり怖いのです。
歯学部4年生のときに歯科麻酔科という講義がありました。そのときに学んだのが「笑気吸入鎮静法」です。これは笑気という窒素と酸素の混合した気体を鼻からマスクで吸入することで、鎮静状態になり快適に歯科治療を受けることができるというものです。
実際に吸入してみると、お酒を飲んだときのような、とてもいい気持ちのいい状態になります。なんだか、うたた寝しているみたいです。全ての音が遠くに聞こえ、恐怖心が、どこか遠いかなたへ飛んでいきます。
そして健忘効果もあるので、時間がとても短く感じます。実際に使用した患者様に「どれくらいの時間でした?」ときくと30分の治療時間が10分程度に感じるようです。
私は歯科麻酔科の実習のとき実際に自分が体験して「すごい、これはいい!将来これを使いこなせるようになり、自分のような治療恐怖症の人達のお役に立ちたい」そう思いました。
卒業して歯科医師免許を取得してから早速、勉強会に参加し、当時勤務医であったにも関わらず、自腹で笑気吸入器を購入しました。そして、その頃から、経験を重ねていきました。もちろん歯科治療が苦手な方や、局所麻酔が怖い方には大変喜ばれました。
開業するときはこの笑気吸入鎮静法が全ての診療台で使用できるように設計業者や医療機器メーカーと何度も打ち合わせしました。特殊工事になるからです。
その結果、現在当院ではどの診療台でも笑気を併用しての歯科治療が行える体制を整えております。
笑気吸入鎮静法は薬物を用いるわけではありませんので比較的安全に使用できますので、有病者の方や、歯科治療において極度にストレスがかかる方には安心してお使いできます。もちろん笑気使用後は意識がしっかり戻りますので一人で帰宅することができます。
注意点としては、笑気吸入鎮静法は妊娠中の方、喘息をお持ちの方、意志の疎通が困難な方は使用ができません。
歯科治療が怖い方は歯科医師やスタッフにお気軽に相談してみてください。
わかりやすい説明用ポスターが待合室に掲示しておりますが、笑気吸入鎮静法のことを詳しく、お知りになりたい方はお気軽に歯科医師、スタッフ、受付職員にお尋ねください。
鶴田歯科医院は怖くない、快適な歯科治療をめざします。
|